木材と炭酸ガス
木材の絶乾重量の約50%は炭素の重さです。木材中の炭素は大気中から44/12の重さの炭酸ガスを吸収してできています。例えばスギの絶乾比重は約0.4ですので体積1m3のスギ材は0.4x0.5x44/12=0.73トンの大気中の炭酸ガスを吸収してできています。ちなみに日本の炭酸ガス排出量は年間約13.4億トンで、一人当たりは年間約11トンです。弊社では早生植林材製品に大気中から吸収して固定した炭酸ガスの凡その重量を製品に表示するようにしています。
木材と炭酸ガスのしくみ
早生植林材
通常5年から15年程度で伐採収穫される植林材のことで、東南アジアではアカシアマンギウム、ファルカタ、グメリナ、メルクシパイン、アンテイポロなど、中国ではブラックポプラやキリが植林されています。